コタツテーブルの真下だけジョイントマットを取り外すなら寸法に注意

大人が快適に使うなら
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コタツといえば「頭寒足熱」のほっこり暖房。 
コタツの敷布団の下にジョイントマットやコルクマットを敷くときは、たとえ耐熱温度に余裕があるとしても、コタツテーブルの真下のジョイントマットを外す事をおすすめします。
外す範囲を広く過ぎると、座った時にお尻の下に段差ができてしまいますし、
逆に狭く外し過ぎるとテーブルの足がマットの段差を踏み外すなど不安定になります。
テーブルの辺の大きさに合わせて、外すべきパーツ数の見積もりをする必要があるのですが、
ジョイントマットやコルクマットのつなぎ目の特徴から、その計測は案外見誤りやすい事が分かりました。
とはいっても分かってしまえば難しい話ではありませんので、ここで整理してご紹介していきたいと思います。

テーブル真下のマットを外すメリットと注意点

メリット

コタツテーブルの真下のジョイントマットパーツを外すメリットについては、
にてお伝えしましています。

取り外した時にテーブルの足は段差を避けられるか

テーブルの縁の真下近くに段差ができます。テーブルの脚が段差に掛からないように計算する必要があります。 因みに目安としてテーブルの辺は60~135cmが一般的のようです。
テーブルを安定させるためには、段差の下段にテーブルの脚全てを収めたいですね。
お使いのコタツテーブルの辺の長さは何cmでしょうか。
ジョイントマットのパーツの長さは、ジョイント部分(凹凸)を含めた長さですので計算するときは注意が必要です。
注意その1
例えば、ジョイントマットの60×60cmのパーツを1枚外しても、60cmの辺のテーブルはそのスペースに収まってくれません。
なぜなら、ジョイントマットの60×60cmというのは、凹凸部分を含んだ長さだからです。
具体的には、2cm + 56cm + 2cm = 60cm
ですので、一枚外すと、テーブルの辺が56cm以下でないと入ってくれないのです。
対策としては、敷いている側のジョイントマットの凸を切り取る事で60cmの辺は入るようになります。
但しこの場合、コタツの敷布団を使われる場合には、敷布団の厚さを考慮すると60cmのテーブルは収まってくれません。
また、凸を切り取ってしまうと、コタツを使わないシーズンに引き続きジョイントマットを敷き続ける場合には、パーツを戻したくても戻せないというデメリットがありますので予め注意が必要です。
注意その2
これがまた気付きづらいのですが、2枚以上の場合の計算方法です。
例えば、ジョイントマットの30×30cmのパーツを2枚外しても、60cmの辺のテーブルはその外したスペースに収まってくれません(ここまでは注意その1と一緒)。
更に今度は、凸だけを切り取っても収まってくれないのです。
なぜなら、ジョイントマットの30×30cmというのは、凹凸部分を含んだ長さだからです。
具体的には、1cm + 28cm + 1cm = 30cm
2枚だと、 1cm + 28cm + 1cm + 28cm + 1cm = 59cm
つまり、そのままでは、太字の57cm以下でないと入ってくれません。
また、凸部を切ると、両端の1cmずつも入るのですが、59cm以下でないと入ってくれません。 60cmのテーブルは入らないのです。
これに対応するためには、更にもう一枚外す方法と、ジョイントマットの凸部だけではなくそれ以上の部分をカットする方法があります。 (むしろピッタリサイズを狙えるメリットが大きいとも言えますが。)

ご参考

・「やさしいジョイントマット」は、大判が60m、普通判が30cm
・「やさしいコルクマット」は、大判が45cm、普通判が30cm
を踏まえて以下の表に同様の計算をしておきます。
座り心地や、テーブルの安定は両方大切です。 快適に過ごすためには、たとえピッタリサイズでなくても、大体は合っていてそして少し余裕がある状態がいいですね。
(表)
マット辺|外枚数|入る長さ |凸切って入る
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
60cm|1枚 | 58cm| 60cm
60cm|2枚 |114cm|118cm
60cm|3枚 |172cm|176cm
45cm|1枚 | 43cm| 45cm
45cm|2枚 | 87cm| 89cm
45cm|3枚 |131cm|133cm
45cm|4枚 |175cm|177cm
30cm|1枚 | 28cm| 30cm
30cm|2枚 | 57cm| 59cm
30cm|3枚 | 86cm| 88cm
30cm|4枚 |115cm|117cm
30cm|5枚 |144cm|146cm

まとめ

コタツテーブルの真下のジョイントマットを外して使うときは、コタツテーブルの辺の長さによって取り外すべきパーツの枚数が異なり、その枚数の見積もりには注意が必要です。
コタツセットやジョイントマットを、これから購入準備される方は、コタツテーブルのサイズ選び、ジョイントマットの大きさ選びや必要枚数のご検討に、ご活用ください。