ジョイントマットやコルクマットは、備え付け家具のようにあるべき場所にあるべき大きさでピッタリ収まっているとスッキリしますよね。
「ジョイントマットやコルクマットの切り口をきれいにするカット方法って?」
「そして角も丸くした方が見た目も触った時の感触もいいが自分でできるか?」
そんなご心配のおありの方、大丈夫ですよ。下準備さえちゃんとやれば、何の問題なくできます。
特別なことではないのですが、手順が整理されていた方がやいやすいのは確かです。
迷いながらだと無駄が多くて、はかどらないからです。
オススメの切り方と処理手順をご紹介していきたいと思います。
ジョイントマットをカットしたいニーズ
ジョイントマットを切る背景
ジョイントマットを切ることになるシーンは
「理想の大きさに敷きたい」
「スペースに対してジャストサイズで敷きたい」
「縁(フチ・ヘリ)の接合部分(凹凸)を取り去りたい」
というのが一般的だと思います。
ところで、ジョイントマットには、「大判」や「厚手」のものがあります。
「大判」だと、普通判に比べて、理想の敷き面の大きさに対するギャップが大きくなりがちですので、切る事を余儀なくされる確率が高くなりますし、また、「厚手」だとうまく切れるか心配になりますよね。
でも、それが理由で「大判」や「厚手」を選べないのはもったいないと思います。
カットすることを怖がる必要はありません
自由にキレイにカットできさえすれば、ジョイントマットを自由に選べます。
ジョイントマットは、EVAという柔らか素材で出来ています。 また、コルクマットはそのEVAに、約1mmの薄いコルク地を貼り付けたものですので、カットする事自体は難しくありません。
>>>ジョイントマットやコルクマットの安心安全素材はEVAと天然コルク
ただ、ほとんどの方にとっては初めての体験かと思います。
ここでは、できるだけスムーズに進めるために、「事前に準備するもの」と「作業の仕方」をまとめてご紹介したいと思います。
事前に準備するのは、どのご家庭にある7種類
落ち着いてきれいにカットするために、是非、作業前にお手許にそろえてください。
①油性ペン(細字)
切るべき直線を引く
②カッター
切れ味のよいものの方が仕上がりがキレイ
ハサミは定規をあてながら切れないので手許がブレる
③定規
長いほど平行が保てるのでの方向ズレが少なく済みます30cm以上が理想
④カッターマット
段ボールで代用する場合は突き抜けないよう充分な厚さが必要。
⑤角(カド)用の型紙
段ボールなど厚手の紙であらかじめ角の丸みの仕上がりを作っておく
(これはハサミで切って作っても大丈夫です)
角が複数ある場合角の丸みを揃えたいときなど有るのと無いのとでは雲泥の差です。
⑥サンドペーパー
#100~#400 の中から2種類~3種類。
例) #150、#300
例) #100、#200、#400
⑦布ガムテープ
定規や、サンドペーパーを固定するのに使う
作業手順(まず直線から切ります)
1.カッターマットを敷きその上にジョイントマットを置く
カットするパーツが複数ある場合には1つずつ処理します
2.定規を当てて油性ペン(細字)で切るべき直線を引く
線を引くときに、力余って定規から線がずれてしまうと、ずれて引かれたペンの後が残って一気に気分が滅入ってしまいます。
そんなことにならないよう、定規は、残す方(つまり切り落として捨てる方では無い方)側に充てて、切り落として捨てる方に線を引くようにしてください。
また定規は動かないようにグッと押さえて、ペンは軽く持って引いてください。
3.必ず切る練習をする
カッターの刃を出します。 お手持ちのカッターが刃先を折るタイプのものでしたら是非刃先を新しくされることをおすすめします。
刃先が底まで届く方がブレが少ないです。 刃先が短すぎになっていないか確認する。
使わない方(捨てる方)でカッターの切れ味や切れ方、刃に対する抵抗がどれくらいあるかなど、確認をすると気が楽になると思います。
4.再び定規を当ててカッターでスーッと切る
このとき定規がずれやすいと感じる方は、布ガムテープで定規をジョイントマットに固定すると定規を手で押さえるときの手助けになるのでオススメです。
これは私もやります。 意外にラクになりますよ。
作業手順(角を丸めます)
直線のカットがすべて終わったら、次に角の丸みをつけていきます。
1.定規の代わりに角用の厚紙を当て、カッターで切る
ジョイントマットが厚手の場合は、深く刺さった刃は切り目のカーブを回り切ってくれないことがあります。
その場合は、浅く2回か3回に分けて切り進めます。
小分けにして切ると直線のときほど切れ口はキレイではありませんが、この後サンドペーパーを掛けて調整しますので多少のガタガタは問題ありません。
2.サンドペーパーをかける
用意したサンドペーパー(2種類~3種類)をそれぞれ10cm×10cm程度に切ります。
サンドペーパーの四辺に布ガムテープを貼る方法で、2~3枚とも表向けに(天井に向けて)、作業台の上に貼り付けます。
ジョイントマットを手に持ち、サンドペーパーは動かしません。
天井向けに固定されたサンドペーパーに対して、ジョイントマットの角をこすりつけていき、切り口のデコボコを削っていきます。
このとき、サンドペーパーは、目の粗いものから目の細かいものへ順番に使います。
例) #150 が終わったら、#300の順。
例) #100 → #200 → #400。
まとめ
手順をざっとお読みいただき、イメージできましたでしょうか。
やることは簡単ですが、準備を作業途中におこなっていたのでは手戻り感が出てなんだかイライラしてしまいそうですね。
作業方法を一読いただいて、準備物をすべてそろえてから始めるとスムーズです。
カットすることへの抵抗感が少しでも和らげばと思います。
柔らかくて切りやすいEVA素材『やさしいジョイントマット』おすすめ2タイプ
ジョイントマットのカットは手順通りに行えば簡単です。 また、柔らかくて切りやすいジョイントマットを選ばれることをおすすめします。
1.『大判ラージサイズ』ジョイントマット
柔軟性と弾力性に優れた丈夫なEVA素材を使用しているため、伸びたり縮んだりに強く長持ち。
ズレに強く、すき間にホコリがたまりにくいので衛生的です。
また、品質にこだわり『床暖房対応』かつ『ホルムアルデヒド不検出』ですので、赤ちゃんやペットのいるご家庭におすすめです。
色柄展開は、①ナチュラル全4柄、②無地カラー(単色)全9色、③無地カラー(2色)全5組。
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2.『極厚(かつ大判)サイズ』
【60×60㎝×厚さ20㎜(コルクマットは45×45㎝×厚さ11㎜)】≪楽天≫
素材や品質は大判ラージと同様、たとえ床暖房を使用しても、ズレに強く長持ち、有毒成分は検出されません。
また、柔らかくて底冷えしないのも極厚タイプの良さ。そして、生活音による近隣とのトラブルも極厚だと安心感が増しますよ。
色柄展開は、①ナチュラル全4柄、②無地カラー(単色)全6色、③コルクマット。