初めてのコルクマット選び。コルクマットにも色々なものがあります。どこを見て選べばいいかお迷いではないでしょうか。
この記事では「コルクマット」のコト
- 製品ごとの違い
- 商品ラインナップ
- バリエーション
について書いています。
コルクマットの「違いや種類」を知ることでご自身の選ぶ基準を確認してみてください。
その前にコルクマットの「メリット」「デメリット」「特徴」「商品特性」についてご存知ない方は、こちらの記事をご参考ください。
選ぶポイント5点(製品によって異なる特徴)
コルクマットはメーカーや製品によって少しずつ特徴が違いますし、同じ製品の中でもラインナップが異なる事もあります。
その中でも大きなものを重要な順に5つご紹介しますので、製品選びの基準として検討ください。
ポイント1.有害物質の品質検査
ホルムアルデヒドなど有害物質の品質検査がされているかは重要な選択ポイントです。
コルクマットは、クッションとなる樹脂の上に、天然素材の薄いコルク地が貼られて作られます。
クッションとなる樹脂も、コルク樫も、基本的に人にとって無害です。
ただ、樹脂を作る過程で、過剰に余るホルムアルデヒド、コルクを固めるための接着剤、がリスクですので、メーカーによっては、企業姿勢として、公の機関を使って検査をしています。
- 例)国際的な検査機関SGS
- 例)国内のホルムアルデヒド検出試験
特に、体が小さく、床のものを口に入れる可能性がある「赤ちゃん」や「ペット」のいる生活においては、商品を選ぶ際の最も重要な基準の1つとなります。
ポイント2.クッション素材
クッション素材に何が使われているかによってコルクマットの寿命が大きく違ってきます。
また早くヘタってしまうと使用感も長期間にわたって損なわれます。
コルクマットは、クッションとなる樹脂の上に、天然素材の薄いコルク地が貼られて作られます。
クッションとなる樹脂は、
- ・PE(ポリエチレン)か、または、
- ・EVA(エチレンビニルアセタートコポリマー)
です。
EVAは、PEを加工したものです。
・PEの「防水性」、「耐油性」、「防寒性」、「絶縁性」、「耐アルコール性」を活かしつつ、
・EVAは「柔軟性」、「耐衝撃性」、「引張強度」、「低温特性」を高めたものです。
この加工過程で、架橋剤を用いるため、EVAは最初だけですがツンとしたニオイがすることがあります。
(気化してしまいますので、換気をしているうちに、気にならなくなります。)
一方、主に「引張強度」から、EVAの方が、PEよりも「へたり」が少ないので、つなぎ目のズレやすき間が開いて、かみ合わなくなって寿命がくるのが遅く、つまり長持ちです。
「PEとコルク」で作ったものの方が一般に安価ですが、ヘタりが早く、寿命が短いです。
「EVA+コルク」かどうかと価格のバランスで選びましょう。
ポイント3.マットの厚さ
コルクマットは製品によって「厚手」「薄型」、厚さが異なります。
コルクマットは、厚さ8㎜のものが一般的です。
メーカーや製品によっては、「厚手」のものがラインナップされています。
「厚手」を選ぶ事で、「要因特性A.クッション性が高い事」が強化されます。
コルクマットの「厚さ」に関するメリット・デメリットについては詳細を別の記事で書いております。よろしければご参考ください。
ポイント4.パーツの大きさ
コルクマットの正方形のパーツは「大判」「普通判」大きさが異なります。
コルクマットのパーツは、一辺の長さが30cmのものが一般的です。
メーカーや製品によっては、「大判」のものがラインナップされています。
「大判」を選ぶことで、単純に、つなぎ目が減りますので、
「F.ジョイント式である事」のデメリットが大きく改善できます。
コルクマットの「大きさ」に関するメリット・デメリットについては別の記事で詳細を書いております。よろしければご参考ください。
ポイント5.コルクの粒の大きさ
コルクマットは製品によって、コルクの粒の大きさが異なります。
コルク地に使われるコルクの粒は、「大粒」のもの「小粒」のものがあります。
「大粒」「小粒」の比較については、別の記事で詳細を書いております。よろしければご参考ください。
まとめ
コルクマットといえばどれも同じかというとそうではありません。
- 品質検査
- クッション素材
- マットの厚さ
- パーツの大きさ
- コルク粒の大きさ
と、製品によってバリエーションがあります。
それぞれメリットやデメリットもありますのであなたのコルクマット選びの参考になればうれしいです。