リビングに敷くジョイントマット。少しでもデザインセンスよくおしゃれな敷き方は無いか、と情報をお探しではありませんか。
もしジョイントマットが、インテリア性を崩す要素があるとすれば、「異物感」「色柄・質感」そして「つなぎ目」が気になるところではないでしょうか。
この記事では、リビングにジョイントマットを少しでもおしゃれに敷くための5つの方法をご紹介していきます。
ジョイントマットの位置づけ
ジョイントマットは、一言でまとめると、衝撃や床の音、そして足下の冷たさを和らげてくれる便利グッズです。
赤ちゃんや小さい子供、ペットのいる生活においては、「ダニに強い」や「清潔さをキープしやすい」という特徴もジョイントマットの大きなメリット。 ジョイントマットに代わりになるものは中々見つけにくいものです。
とはいえ、家具との調和の面では難があることは否めませんよね。 おしゃれに敷く5つの方法を順番にみていきます。
方法1.部屋にあった色や柄を選ぶ
色や柄の選び方によって雰囲気が大きく変わってきます。
リビングにおすすめなのは次の3種類です。
1-1.落ち着いた単色
ジョイントマットというと、病院やショッピングセンターのキッズスペースにある「カラフル」なものや「くり抜き模様」の付いたものを思い浮かべるかもしれませんが、単色のもの、そして落ち着いた色のものもあります。
落ち着いた単色カラーとして人気の順序で挙げますと…
1位)ベージュ
2位)ブラウン
3位)ブラック
1-2.木目調
もし、単色は無機質さがお好みではない場合には、木目調のものもあります。天然素材ではありませんが、木目調や畳柄をジョイントマットの表面にプリントしたものです。
人気の順序で挙げますと…
1位)木に白いペイントを薄く施したようなホワイトウッド
2位)一般的なベージュ基調のナチュラルウッド
3位)落ち着いたこげ茶のダークウッド
4位)伝統的で落ち着く畳調
お部屋のトーンと木目調のトーンを合わせる前に、ぜひ一度ご自宅のフローリングの色に改めて着目してみてください。
ベースの床がフローリングの場合少しだけトーンが外れるなど、似て非なるものになってしっくりこない場合もありますので注意が必要です。
敢えて違う雰囲気のものを選ぶのも、アリなのではないかと思います。
1-3.コルクマット
より自然素材感がマッチする部屋でしたら、「コルクマット」という選択もあります。
コルクマットはジョイントマットの表面をコルクで覆ったものですので、機能性については基本的にはジョイントマットとほぼ同じです。
製品によってコルクの粒の大きさが異なります。インテリアデザインの観点では、部屋に合うかどうかにも影響しますので、粒の大きさにも注意してみてください。
方法2.オリジナルデザインのツートン模様を選ぶ
「単色の2色使い」の並べ方でオリジナル性を出します。
色合いは、家のリビングで使うなら、例えば「ブラウン×ベージュ」がおすすめです。
2色使いといえば「市松模様」が主流。公のキッズスペースでは2色を交互に敷かれているものをよく目にしますよね。
また、市松模様以外にも、敷く前に方眼ノートに図案を書いてみるとオリジナルが出来上がりますよ>>>参考2色のジョイントマットで市松模様以外の作り方・配色18パターン
※)以下の5つの画像は、色の見本として参考にしてみてください。
ブラウン×ベージュのジョイントマット
ミント×ベージュのジョイントマット
オレンジ×ベージュのジョイントマット
ミント×イエローのジョイントマット
パープル×ピンクのジョイントマット
方法3.備え付け家具のようにジャストサイズに敷く
デザイン性をよくする方法の一つとして、ジョイントマットをジャストサイズでカットし、プチ備え付け化することも有効です。
正方形パーツをつなげて敷いたジョイントマットは、その周囲の縁(フチ・ヘリ)には、凹凸(ギザギザ)が残ってしまいます。
対策として製品によっては、専用のサイドパーツが附属していたり、別売されていたりします。
ところがサイドパーツは、「外れやすい」「つなぎ目が増える」など、見た目の面では不利にはたらくことがあります。
ここではオシャレを優先したいので、サイドパーツを使わず周囲をカットします。
どうせなら、凹凸(ギザギザ)だけをカットするのではなく、お部屋の形、柱のでっぱりや家具に合わせて、ジャストサイズにして、ピッタリフィットさせましょう。
※カットする事に自信のない方はこちら>>>参考ジャストサイズと切り口が気持ちいい 切り方と角を丸くする手順
意外と簡単キレイに仕上がりますので是非お試しください。
方法4.つなぎ目を最小限に抑える
つなぎ目を極力減らすことで、デザイン性の崩れを最小限に抑えます。
4-1.大判を使ってつなぎ目を減らす
ジョイントマット「標準(レギュラー)サイズ」は、正方形のパーツの大きさが30×30㎝のものが一般的。
そして、45×45㎝や60×60㎝のものは「大判(ラージ)サイズ」と呼ばれます。
8畳の広さは普通判なら144枚を組み合わせます
長いつなぎ目は縁を除くと22本(縦横11本ずつ)です。
8畳の広さは大判なら36枚を組み合わせます
長いつなぎ目は縁を除くと10本(縦横5本ずつ)ですので、普通判の場合の半分以下です。
同じ面積でも大判を用いるとつなぎ目が激減することが見て取れます。
おすすめ①.つなぎ目の少ない『大判ラージサイズ』
柔軟性と弾力性に優れた丈夫なEVA素材を使用しているため、伸びたり縮んだりに強く長持ち。
ズレに強く、すき間にホコリがたまりにくいので衛生的です。
また、品質にこだわり『床暖房対応』かつ『ホルムアルデヒド不検出』ですので、リビングで赤ちゃんとすごすご家庭におすすめです。
色柄展開は、①ナチュラル全4柄、②無地カラー(単色)全9色、③無地カラー(2色)全5組。
▲つなぎ目の少ない『大判ラージサイズジョイントマット』を楽天で見てみる
おすすめ②.つなぎ目のホールド感の強い『極厚(かつ大判)サイズ』
【60×60㎝×厚さ20㎜(コルクマットは45×45㎝×厚さ11㎜)】≪楽天≫
素材や品質は大判ラージと同様、たとえ床暖房を使用しても、ズレに強く長持ち、有毒成分は検出されません。
また、柔らかくて底冷えしないのも極厚タイプの良さ。
そして、生活音による近隣とのトラブルも極厚だと安心感が増しますよ。
色柄展開は、①ナチュラル全4柄、②無地カラー(単色)全6色、③コルクマット。
▲つなぎ目のホールド感の強い『極厚(かつ大判)サイズジョイントマット』を楽天で見てみる
4-2.ラグを併用してつなぎ目を隠す
ラグをジョイントマットと併用します。
ラグといっても、丸洗いできる柔らかくて薄いラグのことです。ペットには不向きかもしれませんが、赤ちゃんのいる生活にはとても便利かと思います。
赤ちゃんにとって肌ざわりがいいだけでなく、食事、おむつ替えで、床を汚さないためにも役に立つことでしょう。
「常にジョイントマットの全面を覆う」というより、赤ちゃんがベビーベッドで寝ているときや来客時などに、ジョイントマットをさっと覆えて便利です。
方法5.照明とアートで別空間をすみわける
照明とアートを用いて、リビングの空間をデザイン的に切り分けます。
最近では、リビングとダイニングが繋がっている事も多く、この2つの部屋の雰囲気を変えるよう工夫されていることも多いかと思います。
それと同様に、リビングコーナー、ダイニングコーナー、赤ちゃんコーナーと3つのコーナーに分けてしまう考え方です。
具体的には「照明」と「アート」の使い方で分けることが手軽でおすすめです。
ライトや絵画が赤ちゃんの上に落ちてきたら大変ですので、赤ちゃんコーナー以外の場所に、「照明」「アート」を充実させることで、全体がオシャレになるという考え方がいいかと思います。
まとめ
あまりおしゃれとは言えないジョイントマットをリビングに敷くときには少しでもおしゃれにしたいもの。
インテリア性を崩す3大要因は「段差」「色柄・質感」「つなぎ目」。
問題を和らげるために「人気の色柄チョイス」「ツートンの並べ方」「備え付け家具化」「つなぎ目ミニマム」「コーナー分け」といった5つの観点をご紹介しました。 ぜひ参考にしてみてください。