ニトリのコルクマット2ブランド やさしいコルクマットと純粋比較

ジョイントマットの選び方
スポンサーリンク

コルクマットの比較。 同じように見えるが価格だけで決めていいのか、迷う事はありませんか。

リーズナブルなインテリアが評判のニトリでは、コルクマットのラインナップにも工夫があります。

 

その名も、①「コルクパズルマットチェス」と②「コルクマット(N)」の2ブランド。

 

①「コルクパズルマットチェス」

②「コルクマット(N)」

と、私が普段おすすめしている

③「やさしいコルクマット」

とを比較してみたところ、「価格帯」「サイズ」「コルク粒・柄」「つなぎ目」「素材」の5つの比較軸について、それぞれの特徴に差がありました。

 

文章ばかりだと結局何がどう違うのか差がわかりにくいと思われるので、つたないものですが、比較表を作りました。補足説明とともに、偏見無しで紹介していきたいと思います。 (表内数字は2018年8月時点調べ)

徹底比較 全体像

詳細を1枚の表にすると見づらいので、まずは徹底比較の全体像をお伝えします。

①ニトリ
コルク
パズル
マット
チェス
②ニトリ
コルク
マット
(N)
③やさしい
コルク
マット
価格帯 1枚当たり
111円
1枚当たり
77~172円
1枚当たり
97~373円
普通判
の広さ
29.5×29.5cm 30×30cm 30×30cm
普通判
の厚さ
10mm 8mm 8mm
普通判
の凹凸
5個
大きい
10個
小さい
10個
小さい
大判の
広さ
(無) 45×45cm 45×45cm
大判の
厚さ
(無) 8mm 11mm
大判の
凹凸
(無) 15個
小さい
15個
小さい
粒・柄 粗目5枚
細目4枚
全面粗目 全面細目
サイド
パーツ
同梱 別売 別売
素材 PEと
コルク
PEと
コルク
EVA
コルク

 

比較軸1.価格帯

結論、①②ニトリの方が安いです。

③やさしいコルクマットの価格の幅が大きいのは、大判や極厚などのオプションの違いや、枚数のボリュームディスカウントの影響です。

比較軸2.サイズ

①ニトリパズルマットチェスは普通判しかありませんが、

②ニトリコルクマット(N)と③やさしいコルクマットには、普通判に加えて、大判があり、それぞれ上から見たサイズはほぼ同じです。

因みに、大判は、普通判よりもつなぎ目の長さが短いというメリットがあります。

厚さは、①チェスが10mm、そして、③やさしいコルクマットの大判は極厚(11mm)です。

耐衝撃性、防音、防寒を重要視する方には、厚さ1mmの違いが約10%の違いになりますので、少しでも厚いの方が安心です。

8mmと11mmとでは(11÷8=1.375)、厚さによる効果は(単純計算で)37.5%増しになります。

が、一方、薄い8mmの方が経済的です。

比較軸3.コルク粒・柄

同じコルクのマットでも、比較した3つの製品は大きく見た目が異なります。

コルクの粒の大きさの違いが見た目に影響を及ぼしています。

参考>ジョイントタイプのコルクマットのコルクの大粒と小粒の違いは粒の大きさだけで無いようです

②ニトリコルクマット(N)は、比較的目が粗いコルクが特徴です。

逆に、

③やさしいコルクマットは、比較的目が細かいコルクが特徴です。

そして、

①ニトリコルクパズルマットチェスは、粗いコルクと細かいコルクの混合2色組になっているというわけです。

一口にコルクマットといっても、これら3つではお部屋の雰囲気は全く異なります。

お部屋の雰囲気との相性やお好みの分かれるところですね。

比較軸4.つなぎ目

このことは、ひょっとしたら、横に並べてみないと気付かないかもしれません。

それは、つなぎ目の大きさです。

②ニトリコルクマット(N)と③やさしいコルクマットは、つなぎ目の長さ3cmに1つ凹凸があるのに対して、

①ニトリコルクパズルマットチェスは、つなぎ目の長さ6cmに1つしか凹凸がありません。

影響は次の2つです。

1.つなぎ目の長さあたりの凹凸が少ないほど、つないだり外したりすることは楽です。つまり赤ちゃんや小さな子供に外されてしまいやすく、外したりつないだりを繰り返しているうちに、つなぎ目にすき間ができ、ゴミやホコリ、ハウスダストが入り込むリスクがあります。

2.つなぎ目の長さあたりの凹凸が少ないほど、当然凹凸が大振りですので、つなぎ目が目立ちます。①ニトリコルクパズルマットチェスは市松模様なので元々つなぎ目は目立ちやすいですが、凹凸までが目立ちます。

比較軸5.素材

・①ニトリコルクパズルマットチェスと②ニトリコルクマット(N)は、PE(ポリエチレン)。

・やさしいコルクマットは、EVA(エチレンビニルアセタートコポリマー)。

EVAはPEを加工したものですので、主な特徴は変わりません。

ともに、「防水性」、「耐油性」、「防寒性」、「絶縁性」、「耐アルコール性」に優れた素材です。

(なおかつ、安価に加工しやすく人間に対して無害であるため、広く普及している素材です。)

EVAは、PEの中でも、ゴム弾性(引張強度)を高めたものになります。

口コミを読んでいると、一定期間使用した後には、寸法変化が生じてその状態で新しいマットを継ぎ足すとすき間が出来る事は実際あるようです。

その点でやさしいコルクマットの方が変形に強いかもしれません。

参考>EVA素材って何?ジョイントマットやコルクマットは本当に安全・安心なの?

まとめ

「価格帯」「サイズ」「コルク粒・柄」「つなぎ目」「素材」と5つの比較軸で整理してみました。

価格で選ぶなら、①ニトリコルクパズルマットチェスか。②ニトリコルクマット(N)。

大判・つなぎ目で選ぶなら、②ニトリコルクマット(N)か。③やさしいコルクマット。

厚さで選ぶなら、①ニトリコルクパズルマットチェスか、③やさしいコルクマット。

引張強度で選ぶなら、③やさしいコルクマット。

でしょうか。

そして、「コルク粒・柄」については、意外にも違いがハッキリしていることが分かりました。お部屋の雰囲気との兼ね合いやお好みによって、イメージしてみてください。

参考>コルクマットのコルクの大粒と小粒は、粒の大きさだけで無いようです

ご検討の一助になればうれしいです。