階下に響く床の音対策に有効なジョイントマット(コルクマット含む)。
効果を高める方法をお探しではないでしょうか。
この記事では3つの簡単な方法を、理由とともに詳しくご紹介していきます。
1.防音効果を高める3つの方法
方法1)なるべく厚手(厚さ20㎜)のものを選ぶ
ジョイントマットの厚さは約10㎜を標準として、他にも厚手(※)のものがあります。
※厚手(極厚)は20㎜のものもが多い。
防音目的であれば、見た目のデザイン性よりも「厚さ」を重視されることをおすすめします。
現時点で、階下の隣人とどこまで深刻な状態なのかによって変わりますが、まだ大きな問題となっていないのであれば、約20㎜くらいのもので充分安心できると思います。
方法2)丸洗いできる薄手の綿ラグで補強する
ジョイントマットやコルクマットを補強するのであれば、丸洗いできる薄手の綿ラグがオススメです。
防音効果の補強だけでなく、衝撃吸収や防寒も補強してくれるからです。
また、赤ちゃんや小さい子供にとって肌ざわりがよく、丸洗いできるので衛生を保ちやすく、ついでに、ジョイントマットを長持ちさせてもくれます。
できれば2枚以上を用意し、交互に洗濯できるようにしましょう。
方法3)敷く場所にメリハリをつける
敷く場所にメリハリをつけることも有効です。
というのも、音の出やすい場所には偏りがあるはずだからです。 おもちゃの近く、廊下、障害物の少ない広めの部屋、階段の下、押入の前、テーブルやイスの周り…。
防音を重視するならジョイントマットを小分けにして必要な個所に敷きます。
そして、音の出にくい場所は薄手のジョイントマット、音の出やすい場所は厚手のジョイントマット、とメリハリを付けることでお金の掛け方のバランスをとると結果的に効果が上がります。
※薄手と厚手のマットは互いに連結できないものがほとんどですのでご注意下さい。
2.床の防音にジョイントマットがおすすめである理由
赤ちゃんや小さな子供は床との間に衝撃が起こるとケガをしかねません。
柔らかなクッションで赤ちゃんや子供を守り、なおかつ防音も出来るマットという意味ではジョイントマットにまさるものが無いと言って過言ではないと思います。
何故なら、
- ある程度の厚さがあって
- 防寒にも力を発揮し
- すべりにくい
そして、
- 敷く面積や形に自由が利き便利
- 拭き取りや丸洗いが出来て衛生的
- 一部だけを取替でき経済的
といったジョイントマットの特徴は、子供がある程度大きくなるまでの間の仮のインテリアとして生活にとてもマッチするためです。
※因みに、赤ちゃんや小さな子供の元気な泣き声や歌声や奇声等については、ほとんど効果がありません。
3.床に音を響かせるのは誰か
①赤ちゃんのケース
お座り、はいはい、つかまり立ち…。赤ちゃんは、先ほどまで出来なかった事に次々と挑戦し、そしてそのたびに転びます。膝をつく、体をぶつける、頭を打つ。赤ちゃんと床の間に衝撃が起こります。
赤ちゃんは例えば、おもちゃ等モノを手にもっったまま拍手をするような動きをします。おもちゃは赤ちゃんの手から飛んでいきます。モノと床の間にも衝撃が起こります。
②小さい子供のケース
少し長めのスペースがあると走ります。ほとんどの子供は走る事自体が大好きだからです。走らないときでも、子供の体の構造上、歩くときは踵(かかと)で歩きます。コツコツと音がします。
子供は登ることも大好き。 階段、押入、イス…家の中にも対象があります。登るということは当然降ります。飛び降ります。ふんわり着地はできません。ここでも子供と床の間に衝撃が起こります。
③大人のケース
赤ちゃんも含めて小さい子供のいる生活では、大人も音を出しやすくなります。 なぜなら、大人の食べ物、薬、化粧品、先の尖った文房具、子供には手に触れてほしくないものがたくさんあるからです。
これらをどこに置くか…時間や心に余裕があれば、引き出しの中などモノの定位置に片づけます。
でも赤ちゃんや小さな子供のいる生活では、現実にはそうはいかない事も多く、ついつい、食卓(ダイニングテーブル)に置きがちです。
ママはそんなダイニングテーブルでミルクや離乳食を作り、書き物をし、お化粧をします。そんな環境においては自然と、大人もモノを落とす回数が増えるのです。
まとめ
隣人との音のトラブルは無いに越したことがないですよね。 床からの音については、厚さ20㎜のジョイントマット、プラス、薄手ラグで補強をメリハリつけて対応することをおすすめします。
自分のできる範囲で最大限努力する姿勢が何よりの心遣いになりますものね。
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