ジョイントマット「厚手(極厚)」の5つのデメリット

ジョイントマットの選び方
スポンサーリンク

「厚手」のジョイントマットやコルクマット。直観的にはメリットばかりのような気がしますが「デメリットは無いのか」情報をお求めではないでしょうか。

この記事では、買ってから後悔しないために、ジョイントマットやコルクマットの「厚手」のデメリットを紹介していきます(比較のため後半メリットも挙げています)。 是非参考にしてください。

 

厚手5つのデメリット

1.床との段差が大きい

厚さが厚くなると、段差がその分大きくなるため、赤ちゃんや小さい子供は足を取られコケてしまうリスクが高くなります。

また、ドアの周辺やチェスト、テレビ台の周辺に敷いた場合、ドアや扉や引き出しがジョイントマットと接触して開けられなくなるということがあります。

結果、床ギリギリのドアや扉や引き出しの周辺ではジョイントマットを敷くことができないというデメリットに繋がります。

 

2.普通サイズ(30㎝×30㎝)があまり無い

厚手の製品はたいていの場合、大判です。

厚手を選んだ時点で必然的に大判を選ぶしかなくなり、大判のデメリットがそのまま厚手のデメリットとなって引き継がれます。

 

3.厚い分だけカットが心配

もし、ジョイントマットをカットすることをお考えの場合、厚手を選択すると、キレイにカットできるか不安になるかもしれません。

部屋の間取りや家具にあわせてなるべくジャストサイズで敷きたいことってありませんか。
ジョイントマットはEVAという柔らか素材でできていますので、カットすること自体は難しくありません。

でも、厚手だと切り口をキレイに仕上げることができるかどうか、心配ですよね。

確かに、薄手のものと比べると厚手の方がきれいに切るのは少し難しくなると思いますが、2㎝程度までであれば特に問題ないと思います。

 

スムーズに切るためには事前準備が大切です。以下の記事を参考にしてください。

 

4.予備パーツが場所をとる

厚手を選択すると、使わないパーツを保管するスペースがその分大きくなります。

当然ですが、厚さ2倍だと体積も2倍になります。

特に気を付けておきたいのは、たとえば、冬は敷くが夏は敷かない、といった使い方をされる場合です。

季節によってすべてのパーツを片付ける場合、収納スペースへの影響は結構大きいかもしれません。

 

5.価格が高い

厚手は薄型のものに比べると、用いられる原材料の量が多くなる分、値段も高く設定されています。

その価格を支払う価値があるかどうか、以下にご紹介するメリットも参考にしてみてください。

 

厚手4つのメリット

ジョイントマット自体の主なメリットが更に大きくなります。

主なメリットとは、フローリングの4大デメリットである「硬い」「響く」「滑る」「冷たい」を和らげることですが、そのうちの3つ「硬い」「響く」「冷たい」への対策、つまり、「耐衝撃性」「防音性」「保温性」が強化されます。

1.衝撃に強くケガや疲れから守ってくれる

厚手を選択すると、クッション床としての機能が増します。

EVA素材の柔らかさが衝撃を吸収してくれます。 厚手であるほど衝撃を受け止めてくれます。

例)赤ちゃんがこけたときに頭や体を床で打つことやケガから守る。

例)子供が、遊具から、押入から、イスから、落ちたとき体を守る。

例)キッチンの立ち仕事で足の疲れが和らぐ。

例)布団とフローリングの間に敷けば簡易マットレス。

 

2.防音に強い

厚手を選択すると、防音効果が高まります。

振動や衝撃による音を主に防音できますので、厚いほど効果が上がるでしょう。

例)子供が、おもちゃを落とす、かかとで歩く、走り回る、体ごと落ちる・倒れる

例)自宅フィットネスで器具が床と接するときに音が鳴る

階下の隣人にとっては、自分では何ともできない「コツコツ」の音がストレスになるそうです。

共同住宅で快適に暮らすためには、迷惑を掛けない努力や姿勢がとても大切になってきます。

 

3.足元のひんやりからの保温が強化される

厚手を選択すると、冷え切った床に足元の体温を奪われるのがもっと和らぎます。

例)キッチン・脱衣所・洗面所の足元の冷たさ対策

 

例)コタツの下でぬくもりキープ

 

4.長持ちしやすい

厚手を選択するとつなぎ目の浮きやズレが起こりにくく、結果的に長持ちします。

ジョイントマットは長期間使っていると、つなぎ目がズレて、それを放置すると隙間が大きくなり、更に放置すると、つなぎ目がかみ合わなくなることがあります。

そうなると見た目や安全性のために取り替える時期が来てしまいます。

できるだけ長持ちさせるためには、最初のズレを予防することが何より大切です。

 

その点、厚手のものは、つなぎ目も厚いため摩擦が大きく、最初のズレが比較的起こりにくいため、厚手のモノの方が、長持ちさせやすくなります。

 

まとめ

ジョイントマットやコルクマットを「厚手」にするデメリットを見てきました。

  1. 床との段差が大きい
  2. 普通サイズ(30㎝×30㎝)があまり無い
  3. 厚い分だけカットが心配
  4. 予備パーツが場所をとる
  5. 価格が高い

 

一方「厚手」のメリットは、

  1. 衝撃に強くケガや疲れから守ってくれる
  2. 防音に強い
  3. 足元のひんやりからの保温が強化される
  4. 長持ちしやすい

と、ジョイントマットやコルクマットの元々のメリットを強化するものが目立ちます。

総合的にみると…もし段差問題がクリアできれば、あとは価格との比較になるのではないでしょうか。

つなぎめの少ない『やさしいジョイントマット』おすすめ2タイプ

ジョイントマットを良い状態で長く使うためには、「EVA素材」「大判」「極厚」のジョイントマットを選ばれることをおすすめします。

長い目で見るとその方が経済的にもお得ですよ。

おすすめ1.つなぎ目の少ない『大判ラージサイズ』

【60×60㎝×厚さ10㎜】≪楽天≫

柔軟性と弾力性に優れた丈夫なEVA素材を使用しているため、伸びたり縮んだりに強く長持ち。

ズレに強く、すき間にホコリがたまりにくいので衛生的です。

また、品質にこだわり『床暖房対応』かつ『ホルムアルデヒド不検出』ですので、赤ちゃんと暮らすご家庭におすすめです。

色柄展開は、①ナチュラル全4柄、②無地カラー(単色)全9色、③無地カラー(2色)全5組。

▲つなぎ目の少ない『大判ラージサイズジョイントマット』を楽天で見てみる

 

おすすめ2.つなぎ目のホールド感の強い『極厚(かつ大判)サイズ』

【60×60㎝×厚さ20㎜(コルクマットは45×45㎝×厚さ11㎜)】≪楽天≫

素材や品質は大判ラージと同様、たとえ床暖房を使用しても、ズレに強く長持ち、有毒成分は検出されません

また、柔らかくて底冷えしないのも極厚タイプの良さ。そして、生活音による近隣とのトラブルも極厚だと安心感が増しますよ。

色柄展開は、①ナチュラル全4柄、②無地カラー(単色)全6色、③コルクマット。

▲つなぎ目のホールド感の強い『極厚(かつ大判)サイズジョイントマット』を楽天で見てみる