赤ちゃんのいる生活をカーペット主体の家で過ごすとき、何か敷いた方がいいのか、敷くなら何がいいのか、お悩みではないですか。
寒冷地の賃貸の部屋では、たとえ築年数が浅くても、部屋にカーペットがあらかじめ敷き詰められていることがあります。
備え付けになっており、賃貸契約上もカーペットを剥がす(はがす)ことなくそのまま使う前提になっていることもあります。
カーペットはクッション性や摩擦力があるという点では赤ちゃんに安全ですが、衛生面では不安ですよね。
結論としては、ゴミ・ホコリ、ハウスダストから赤ちゃんを守るために、ジョイントマットやコルクマットをおすすめします。
ジョイントマットやコルクマットであれば、赤ちゃんの成長に合わせて形を変えられるので、その時々を快適に、そして経済的に過ごせます。
「赤ちゃん」からみたカーペットのメリット
柔らかくクッション性がある
赤ちゃんはころびやすく、床に膝など体を打ったりします。また頭が大きいので頭をぶつけることが多いです。
フローリングだと心配ですね。
カーペットが敷かれていると、転んだ時に痛みが和らぎますし、ケガをせずに済みます。
ただ、カーペットの厚さはマチマチ。 薄い場合は、安心できないものもあるかもしれませんよね。
滑りにくい
赤ちゃんは、半年もするとハイハイ、お座り、つかまり立ちと次々に挑戦していきます。 昨日までできなかったことが出来ると赤ちゃんにとっても、家族にっとってもうれしいものですよね。
そんな新しい挑戦においては、地面に対して踏ん張れる事が非常に大切です。
床が滑ると不安定でうまくいきません。
フローリングに比べると、カーペットは滑りづらく踏ん張りやすい点が大きな魅力です。
ヒヤっとしない
赤ちゃんは体のほとんどが、部屋の中でも最も温度の低い床の近くにあります。
例えば冬の朝など、もし床が冷え切っていると赤ちゃんの体温は奪われます。
しかも赤ちゃんはそれを訴えることができませんのでその状態が続いてしまうことも問題。
毛足のあるカーペットはなら安心できますよね。
肌ざわりがいい
赤ちゃんの肌は柔らかく繊細です。
フローリングですと柔らかみが感じられませんし、畳ですとチクチクしたささくれが気になります。
それに比べると、柔らかさを感じることのできるカーペットは赤ちゃんにうれしい肌ざわりではないでしょうか。
床を保護してくれる・模様替えできる
上でも少し触れましたが、賃貸の部屋の中には、カーペットが備え付けになっていて床を保護しているケースがあります。
賃貸でなくても、経年劣化が激しくなってきた時点でや、そうでなくても大きく汚れた場合には、カーペットを取り替えることで、きれいな床がよみがえります。
また、カーペットの種類を変えることで模様替えにもなります。 部屋の中で占める面積が大きいため、部屋の雰囲気は大きく変わるので一つの楽しみですよね。
「赤ちゃんのいる生活」から見たカーペットのメリット
柔らかくクッション性がある
上でも触れたように、赤ちゃんはころびやすく、床に膝など体を打ったりします。また頭が大きいので頭をぶつけることが多いです。
また、おもちゃを手から落としてしまうことも多いのも事実です。
もし集合住宅にお住まいでしたら階下の隣人に音で迷惑をかけたくないものですよね。
カーペットが敷かれていると、フローリングなら響いていたであろう「コツン」「ガシャン」といった音は幾分和らぎます。
ただ、これについても、カーペットの厚さによっては、安心できないものもあるかもしれません。
「赤ちゃん」から見たカーペットの問題点
毛足のあるカーペットは、ゴミ・ホコリ・ダニ、ハウスダストが入りこんで掃除機で取り切れない事が、赤ちゃんにとっては困りものです。
最近の掃除機では全て吸い込むまで手許のランプが付いたままで全て吸い込んだらランプが消えるといった機能のついたものもあります。 私は以前カーペットの部屋に住んでいたときにその機能がついた掃除機を使っていたのですが、ランプがなかなか消えない印象が強く残っています。
つまりキレイになるまでとても時間がかかってしまいます。
「赤ちゃんがいる生活」からみたカーペットの問題点
お手入れが大変
赤ちゃんのいる生活では、食べこぼし、飲みこぼし、オムツ替えと、床を汚すことは日常茶飯事です。それらはカーペットの毛に付いたり染み込んだりするとお手入れが大変です。
また、もしシミなどの汚れがひどくて取り切れない時に、カーペットは汚れた部分だけを取り換えることが難しいため、シミを我慢する期間が長くなったり、カーペットを敷きなおすとしたら出費が大きくなります。
対策
赤ちゃんのいる生活では、リビングに敷くならジョイントマットやコルクマットがおすすめです。
ジョイントマットやコルクマットは、別の呼び方では、「赤ちゃんマット」や「クッションマット」とも呼ばれるくらい、赤ちゃんに適していますし、またクッション性の点ではカーペットより遥かに強いです。
カーペットと同様、滑りにくく、底冷えによって体温を奪われることを防いでくれますし、その上で、カーペットでは不安だった「耐衝撃性」「防音性」をより担保してくれます。
他にも、「耐水性」も高いため、掃除が簡単です。 汚れはすぐに拭き取れば済みますし、汚れがひどい場合には丸洗いをすることもできます。
汚れがひどい場合はその部分だけを交換できるのも経済的ですし、また、赤ちゃんの成長に従って、敷く場所や敷き方を変えることが出来るので無駄がありません。
まとめ
カーペットはフローリングに比べると、ある程度クッション性があり、滑らず、ヒヤッと感もカットしてくれる点では赤ちゃんに向いています。
一方、カーペットは、赤ちゃん自身にとっては、ケガ防止に不十分な厚さであったり、清潔な状態をキープしにくい。
また、防音が不十分な厚さであったり、赤ちゃんがカーペット汚した時の対応も大変です。
その点、ジョイントマットやコルクマットがクリアしてくれるので赤ちゃんの成長に合わせて赤ちゃんも家族も快適に過ごせます。