キッチンマットの代わりになるものをお探しではないでしょうか。
今までキッチンマットを敷いていたけど…
- 味付けした物をこぼすと色付きで汚れる
- マット丸洗いは雨が続くと億劫
- 足元で波打っていて高齢の親がつまずく
- 無い方がスッキリ広くみえる
いっそのこと、敷くのをやめてはどうか…
スリッパなら、もし重いモノや刃物が落ちた時にも足を守ってもらえることだし。
でも、今度は次の心配が…
- 気がつかないうちに水も油も飛んでいるので床の染みになる
- ものが落ちると床が傷つく
- スリッパが定位置にあるとは限らずイライラ
どうしたらいい?
そんな悩みを解決するのがコルクマットです。表面がコルク生地のジョイント式マットのことですね。
このコルクマットの使い方を知っているだけで、清潔で暖かく、立ち仕事疲れがなくなります。 メンテナンスが楽でキッチンの足元がスッキリしますよ。
キッチンの足元にマットを敷く目的
キッチンの足元に細長いカーペットのようなキッチンマットを敷いているご家庭が多いかと思います。
キッチンの足元にマットを敷く目的は
- フローリングを保護したい。 床を水分や油分で汚したくない。
- 食器を落としてしまっても割れないように。もし割れても破片が飛び散らないように。
- フローリングの床に足の体温を奪われないように。ヒヤッと感は嫌だ。
- キッチンでの立ち仕事。膝や腰、足の裏の疲れを和らげたい。
といったことではないしょうか。
キッチンマットのデメリット
そんな目的を満たしてくれるものとしてキッチンマットは頼りになるのですが、一方で、使っている方に聞くとデメリットもあるようです。
- キッチンマット自体が床を滑って、うねる、波打つ、偏る。
- うねり防止に滑り止めシートを敷くと今度は、キッチンマットの裏側の掃除が煩わしい。
- 表面に水分や油分の汚れが染み込みシミが目立ち、劣化が早いので頻繁な買替えがもったいない。
- 自分の家のキッチンの大きさ(長さ)にピッタリ合うモノを見つけ出すのに時間がかかる。
といった不満もあるようです。
キッチンにコルクマットをおすすめする理由
上に触れた基準を踏まえて比較表を作りました。
キッチンマット | コルクマット | |
---|---|---|
床の防汚 | 〇 | 〇 |
食器保護 | △ | 〇クッション性 |
ヒヤッ防止 | 〇織物の暖かさ | 〇断熱性 |
疲労緩和 | △ | 〇クッション性 |
波打つ | × | 〇曲がらない |
裏面掃除 | △滑り止めシート なら面倒 |
〇めくり易い |
表面清潔 | ×染み込む △丸洗い可 ×全取替 |
〇拭き取り 〇一部洗い可 〇一部取替可 |
サイズ調整 | × | 〇可変 |
食器保護と疲労緩和
コルクマットは、カーペットや布のマットより厚く、また、クッション性が高いEVA素材です。
お皿やコップなど割れ物の食器を落とした時に、キッチンマット以上に安心感があります。
また、クッション性が高い分、足腰の疲れがもっと緩和されます。
キッチンでの作業は立ち仕事、料理を作るだけでなく、洗い物を含めると結構足に負担がありますものね。
参考>素材はEVAコルク ジョイントマットやコルクマットの安全安心とは
表面の清潔を保ちやすい
1.コルクマットは水も油、ジュースなどをはじき、染みませんので簡単に拭き取ることができます。
2.汚れがひどい場合はその部分だけでも取り外して、お風呂で丸洗いすることもできます。
3.ベットリ汚れがとれない場合にはその部分だけ取り替えることもできます。
掃除は、拭く・洗う・干すがしやすく、これだけで快適さがずいぶん違います。
参考>使用方法別お手入れ(吸う・拭く・洗う・干す)掃除のやり方
サイズ調整が比較的自由
コルクマットはジョイント式ですので、キッチンの長さに合わせてマットパーツの枚数を変えて調整ができます。
また、マットは柔らか素材で簡単にカットできますので、お好みのサイズにピタッと調整することもできます。
参考>ジャストサイズと切り口が気持ちいい 切り方と角を丸くする手順
裏面に掃除機をかける時パタッと跳ね上げて床を掃除できる
また、簡単には折れ曲がりませんので、うねったり波打ったりしないだけでなく、使わないときは立てかけて置くことができます。 風通しを良くするとより清潔を保てます。
そのためには、全面敷きつめるより、細長く直線的に使います。
たとえL字キッチンであったとしても無理してL字に繋げてしまわない方が、干す習慣がつきやすいと思います。
また、マットの裏面や床に掃除機やフリーリングモップを掛けるときにも、パタッとキッチン側に立てかけて掃除できるのもメリットです。
ヒヤッと感対策にも力を発揮
コルクマット自体が発熱するわけではないですが、断熱性を発揮することで結果的に温かさにつながります。
寒い時期、朝起きてすぐに朝ごはんやお弁当の支度をしなければならない。そんなときに「スリッパや靴下を履いているヒマもない!!」という事ってないですか。
このような場面では、肌ざわりに関してはEVA素材がむき出しになっているよりもコルクマットで覆われていた方が断然ヒヤッと感が少なく快適です。
気を付ける選び方・使い方
1.リビング保護には普通のジョイントマットは不適
もしスリッパがキッチン専用でない場合は、普通のジョイントマットではなくコルクマットを選んでください。
(※コルクマットはジョイントマットの1つで表面にコルク生地が貼り付けたもの)
というのも、普通のジョイントマット(コルク生地ではない)は防油性があまりに高いためです。
油を弾くのは「拭き取りやすさ」の面では強みなのですが、一方で、例えば、拭き取る前にスリッパで踏んでその後リビングを歩き回るとリビング全体が油っぽくなってしまいかねません。
2.厚すぎないこと
コルクマットなどジョイントマットの厚さはメーカーや製品によって0.8cm~4.0cmとバリエーション差が大きい点です。
厚ければ厚いほどクッション性は高いですが、あまり厚いものを敷いてしまうと自分の背が高くなってしまいます。
つまり、作業台が低くなって違和感を感じて台所仕事がしにくくなってしまうと本末転倒ですので失敗しないよう気を付けて下さい。
3.つなぎ目が汚れの通り道
コルクマットのつなぎ目は水分が通り抜けることがあります。
裏に水分や油分が回ってそれを放置した場合、ダニやカビが繁殖するリスクがありますので、注意して汚れた場合は早めに拭き取ってください。
また、つなぎ目を減らすこともできます。
マットパーツのサイズが大きいもの(大判など)を選ぶことを是非おすすめします。
4.縁(フチ・ヘリ)の凸凹カット
コルクマットはつなぎ目(凹凸)が周囲に残ります。
さすがに見た目が気になると思います。
そんなときはマットのつなぎ目をカットしてしまいましょう。ハサミで簡単に切れます。
また、台側の一辺だけはつなぎ目を敢えて残しておくというのもアリです。
というのも、パタッと立てかけ干しをしたときに凹凸部分から湿気が抜けやすいからです。
つなぎめの少ない『やさしいジョイントマット』おすすめ2タイプ
ジョイントマットを良い状態で長く使うためには、「EVA素材」「大判」「極厚」のジョイントマットを選ばれることをおすすめします。
長い目で見るとその方が経済的にもお得ですよ。
おすすめ1.つなぎ目の少ない『大判ラージサイズ』
柔軟性と弾力性に優れた丈夫なEVA素材を使用しているため、伸びたり縮んだりに強く長持ち。
ズレに強く、すき間にホコリがたまりにくいので衛生的です。
また、品質にこだわり『床暖房対応』かつ『ホルムアルデヒド不検出』ですので、赤ちゃんと暮らすご家庭におすすめです。
色柄展開は、①ナチュラル全4柄、②無地カラー(単色)全9色、③無地カラー(2色)全5組。
▲つなぎ目の少ない『大判ラージサイズジョイントマット』を楽天で見てみる
おすすめ2.つなぎ目のホールド感の強い『極厚(かつ大判)サイズ』
【60×60㎝×厚さ20㎜(コルクマットは45×45㎝×厚さ11㎜)】≪楽天≫
素材や品質は大判ラージと同様、たとえ床暖房を使用しても、ズレに強く長持ち、有毒成分は検出されません。
また、柔らかくて底冷えしないのも極厚タイプの良さ。そして、生活音による近隣とのトラブルも極厚だと安心感が増しますよ。
色柄展開は、①ナチュラル全4柄、②無地カラー(単色)全6色、③コルクマット。
▲つなぎ目のホールド感の強い『極厚(かつ大判)サイズジョイントマット』を楽天で見てみる
まとめ
キッチンに敷くマットとして、カーペットなど織物のキッチンマットの代わりをお探しでしたら「コルクマット」がおすすめです。
落とした食器、足腰の負担、ヒヤッと感から守ってくれますし、サイズ調整に自由度が高く、立てかけ干しなど掃除やお手入れも楽でかつ「一部洗い」「一部取替」が出来る点は他にはないメリットです。
なおジョイントマットは油をはじき過ぎるためスリッパを介してリビングに油を運びかねません。キッチンで使うならサラッと使えるコルクマットがおすすめです。