ジョイントマットとコルクマットの寿命 交換時期と長持ちの工夫9つ

ジョイントマットの使い方
スポンサーリンク

心づもりとして、ジョイントマットやコルクマットの寿命ってどうなんだろうか、と疑問に思いませんか。

ジョイントマットやコルクマットを購入する前に、これらの目安が分かれば、充てる予算や、製品比較の仕方も変わってくるのではないでしょうか。

この記事では、取り替えが必要なケースや、長持ちさせる工夫を9つご紹介していきたいと思います。

 

交換時期(取り替え時)3つのパターン

1.つなぎ目がかみ合わなくなったとき

ジョイントマット・コルクマットはパーツの凹凸がかみ合って繋がる仕組みです。

その凹凸は、出っ張っているので、赤ちゃんやペットが噛んだりすることがあります。

凹凸がしっかりとかみ合わないままにしておくと、ゴミ・ホコリ、ハウスダストがたまりやすくなったり、赤ちゃんやペットのつまずきの原因にもなります。

つなぎ目がかみ合いにくい部分が出てきたら、該当のパーツだけでも、早めに取り換えることをオススメします。

 

2.ジョイントマット・コルクマットにカビが発生したとき

ジョイントマットのつなぎ目のすき間から水分や湿気が入り込んで、その事に気付かずに放置していると、ジョイントマットの裏にカビが生えることがあります。

カビが少ないうちに対処することが大切です

カビがひどくなってから洗い流すのは手間が掛かりますし、またカビが残っていると増殖する可能性があるからです。

効果的な対処方法として、ベースの床をキレイにリセットして、なおかつ、対象範囲のパーツを取り換えて敷きなおしをされることをおすすめします。

>>>参考カビを発生させやすいジョイントマットやコルクマットの使い方と対策

 

3.コルクがめくれたとき(コルクマットに限った話)

コルクマットは、EVA(またはPE)という柔らか素材の表面を、コルク素材で覆っています。

コルクをそのまま貼り付けているというよりは、コルクの粒や粉を接着剤で固めた大きな塊を薄くスライスして貼っていると言えばイメージしやすいかと思います。

2種類の素材を貼り合わせて製造されているため、局所的に力を入れたりするとコルク地が剥がれる(はがれる)ことがあります。

上方向から力を入れたときに横方向に伸びる率が、コルクとクッション素材とでは異なるためです。

 

長持ちさせる9つの工夫

1.位置をローテーションさせる

ジョイントマットやコルクマットを敷いたスペースの上でも、居場所って偏りませんか。

座る場所、子供にご飯を食べさせる場所、おもちゃ箱の前…などに偏り、逆に壁際にはほとんど行かないなど。

そこで、たとえば1か月に1回、ジョイントマットをローテーションさせると、クッション素材の休養期間ができますので劣化が和らぎます。

(因みに我が家では長方形に敷いたジョイントマットを2週間に1度180度回転させる事に決めてました。長持ちを実感できました。)

 

2.ジョイントマットにラグを併用する

特に赤ちゃんや小さいお子さんにはメリットが大きいのは、ジョイントマットとラグの併用です。

ラグといっても、ごわごわした厚手のものではなく、洗える綿素材の薄いものが使いやすいです。

ラグで覆っていることで、ジョイントマットのつなぎ目のすき間から、水分や湿気が入り込むリスクが減らせるため、カビの繁殖を予防できます。

>>>参考赤ちゃんにはラグか?ジョイントマットやコルクマットか?どっち?

 

3~9.ズレる、隙間が出来る、かみ合わなくなる、を予防する

つなぎ目が、かみ合わなくなる主な原因は、「ズレやすい状況にあること」。

そして、「ズレ」てできた「隙間」をそのまま放置したことによって、「隙間」の大きさが加速し、やがて「かみ合わなくなる」のです。

「ズレ」→「隙間」→「かみ合わない」と問題が悪化する順序のうち、最初の「ズレ」を防止することが肝心です。

そこで、次のような予防策を取っておけば持ちこたえ方がずいぶん違います。

使い方

3)正方形や長方形など、単純な形になるように敷く

4)サイドパーツを用いず、縁(フチ・ヘリ)はカットする

5)上に家具などの重いものを乗せない

6)マットの下に滑り止めシートを敷く

選び方

7)(PEではなく)EVA素材を選択する

8)「大判」を選択することで単純につなぎ目を減らす

9)「極厚」を選択することでつなぎ目のホールド感を強くする

※7)EVA素材は、PE(ポリエチレン)に対して、ゴム弾性(引張強度)を高めたもの。
つなぎ目かみ合わなくなりにくく、寿命が高い傾向があります。

>>>参考ジョイントマットやコルクマットの浮き対策【購入時&敷く時&事後】

 

寿命の長いEVA素材『やさしいジョイントマット』おすすめ2タイプ

ジョイントマットを良い状態で長く使うためには、「EVA素材」「大判」「極厚」のジョイントマットを選ばれることをおすすめします。

長い目で見るとその方が経済的にもお得ですよ。

1.つなぎ目の少ない『大判ラージサイズ』

【60×60㎝×厚さ10㎜】≪楽天≫

柔軟性と弾力性に優れた丈夫なEVA素材を使用しているため、伸びたり縮んだりに強く長持ち。

ズレに強く、すき間にホコリがたまりにくいので衛生的です。

また、品質にこだわり『床暖房対応』かつ『ホルムアルデヒド不検出』ですので、赤ちゃんやペットのいるご家庭におすすめです。

色柄展開は、①ナチュラル全4柄、②無地カラー(単色)全9色、③無地カラー(2色)全5組。

▲つなぎ目の少ない『大判ラージサイズジョイントマット』を楽天で見てみる

 

2.つなぎ目のホールド感の強い『極厚(かつ大判)サイズ』

【60×60㎝×厚さ20㎜(コルクマットは45×45㎝×厚さ11㎜)】≪楽天≫

素材や品質は大判ラージと同様、たとえ床暖房を使用しても、ズレに強く長持ち、有毒成分は検出されません。

また、柔らかくて底冷えしないのも極厚タイプの良さ。そして、生活音による近隣とのトラブルも極厚だと安心感が増しますよ。

色柄展開は、①ナチュラル全4柄、②無地カラー(単色)全6色、③コルクマット。

▲つなぎ目のホールド感の強い『極厚(かつ大判)サイズジョイントマット』を楽天で見てみる

 

まとめ

ジョイントマットやコルクマットの取り換え時は、弱点である「つなぎ目」と「カビ」がポイントになります。

長持ちさせるためには、「ローテーション」「ラグ併用」そして「ズレ予防」が効果的です。

それでも取り換えが必要なときはあります。 一部だけ取り換えができるというのは、ジョイント式だからこそのメリットですよね。