ジョイントマットの利用目的は多種あれど、最も使われるのは赤ちゃんや小さな子供のいる生活です。
ベビー用品をメインで取り扱われる西松屋では、ディズニーやカラフルさが全面に出た赤ちゃん用のジョイントマットのラインナップが豊富です。
その名も、「くみあわせマットSmartAngel」。
「くみあわせマットSmartAngel」と、私が普段おすすめしている「やさしいジョイントマット」と比較してみたところ、「価格帯」「サイズ」「色・柄」「パーツ」「素材」の5つの比較軸について、それぞれの特徴に大きな差がありました。
文章ばかりだと差が見えづらいので、簡単ではありますが表を織り交ぜながら、偏見無しで紹介していきたいと思います。 (表内数字は2018年8月時点調べ)
徹底比較 全体像
詳細を1枚の表にすると見づらいので、まずは徹底比較の全体像をお伝えします。
西松屋 くみあわせ マットSmartAngel |
やさしい ジョイントマット |
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価格帯 | 1枚当たり 58円~237円 |
1枚当たり 83円~795円 |
普通判 の広さ |
31.5cm×31.5cm | 30cm×30cm |
普通判 の厚さ |
10mmのみ | 10mmのみ |
大判 の広さ |
61cm×61cm | 60cm×60cm |
大判 の厚さ |
10mmのみ | 10mmと 20mm【厚手】 |
単色 | 1色1枚 (1種類) |
全面1色 (9色から選択) |
2色組 | 2パターン から選択 |
5パターン から選択 |
柄 | くりぬきタイプ (4柄から選択) |
プリントタイプ (4柄より選択) |
サイド パーツ |
直線部と コーナー部 で構成 |
コーナー付と コーナー無 で構成 |
素材 | PE | EVA |
比較軸1.価格帯
結論、SmartAngelの方が安いです。
やさしいジョイントマットの価格の幅が大きいのは、極厚や木目調などバリエーションの影響です。
比較軸2.サイズ
普通判に加えて、大判があり、それぞれ上から見たサイズはほぼ同じです。
厚さは、10mmをベースとして、やさしいジョイントマットだと極厚(20mm)が選べます。
耐衝撃性、防音、防寒を重要視する方には、厚さ20mmの方が安心ですが、一方、10mmの方が経済的です。
比較軸3.色・柄
単色
・SmartAngelは、元気なカラフルレインボーカラー。
・やさしいジョイントマットは、スッキリシンプルカラー。
一口に単色といっても、お部屋の雰囲気は全く異なります。 お部屋の雰囲気との相性やお好みの分かれるところ。
この表でうまく伝わるかしら?…
西松屋 くみあわせマット SmartAngel |
やさしい ジョイントマット |
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1色1枚8色セット (赤・橙・緑・青 ・桃・黄・水色・紫) |
ブラック 全面1色 |
ホワイト 全面1色 |
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ブラウン 全面1色 |
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ベージュ 全面1色 |
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オレンジ 全面1色 |
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ミント 全面1色 |
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イエロー 全面1色 |
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ピンク 全面1色 |
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パープル 全面1色 |
2色組(バイカラー・ツートンカラー)
ブラウン×ベージュは、お約束のようにラインナップされています。
他は、それぞれ特徴が出ています。 これもお好みの分かれるところ。
西松屋 くみあわせ マットSmartAngel |
やさしい ジョイントマット |
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ブラウン×ベージュ | ブラウン×ベージュ |
カフェラテ×ミルク | オレンジ×ベージュ |
ミント×ベージュ | |
ミント×イエロー | |
パープル×ピンク |
参考>ジョイントマットのツートンカラーでおしゃれな模様作る並べ方18種
柄
SmartAngelは、赤ちゃんと一緒に遊べる「くりぬきタイプ」。
やさしいジョイントマットは、ベースの床や家具に寄り添うナチュラル柄の「プリントタイプ」。
一口に柄といっても、これもお部屋の雰囲気は全く異なります。
西松屋 くみあわせ マットSmartAngel |
やさしい ジョイントマット |
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全てくりぬきタイプ | 全てプリントタイプ |
犬の足跡 (ブラウン・ベージュ) |
ブラウンウッド調 |
ミッキー&ミニー (ブラウン・ベージュ) |
ナチュラルウッド調 |
ミッキー&ミニー (1枚1色) |
ホワイトウッド調 |
数字パステル (1枚1色) |
畳柄 |
比較軸4.パーツ
サイドパーツの構成が異なります。
サイドパーツはマットのつなぎ目が、外周にギザギザに残るのを埋めてくれるパーツです。
・SmartAngelは、90度の角が、「直線」+「角」+「直線」。
・やさしいジョイントマットは、「直線」+「角付き直線」。
違いは外れやすさの差のみです。パーツが細かいほど外れやすくなります。
ただ、赤ちゃんや小さな子供、またはペットがいる家庭では、どちらにしてもサイドバーツは外されるものと覚悟した方がいいでしょう。
そこにはゴミやホコリ、ハウスダスト等がたまりやすくそして掃除しづらいのは事実ですので、長い目で見ると最初からカットしてしまうことがオススメです。
参考>ジャストサイズが気持ちいい カットのやり方と角を丸くする手順
比較軸5.素材
・SmartAngelは、PE(ポリエチレン)。
・やさしいジョイントマットは、EVA(エチレンビニルアセタートコポリマー)。
EVAはPEを加工したものですので、主な特徴は変わりません。
ともに、「防水性」、「耐油性」、「防寒性」、「絶縁性」、「耐アルコール性」に優れた素材です。
(なおかつ、安価に加工しやすく人間に対して無害である事がその普及を支えています。)
EVAは、PEの中でも、ゴム弾性(引張強度)を高めたものになります。
口コミを読んでいると、一定期間使用した後には、寸法変化が生じてその状態で新しいマットを継ぎ足すとすき間が出来る事は実際あるようです(つまり、マットの組み合わせが合わない事がある)。
その点でやさしいジョイントマットの方が変形に強いかもしれません。
参考>EVA素材って何?ジョイントマットやコルクマットは本当に安全・安心なの?
まとめ
「価格帯」「サイズ」「色・柄」「パーツ」「素材」と5つの比較軸で整理してみました。
- 価格ではSmartAngel
- 厚さと引張強度ではやさしいジョイントマット
でしょうか。
そして、「色・柄」では共通点がほとんどないくらい違いがハッキリしていることが分かりました。お部屋の雰囲気との兼ね合いやお好みによって、迷いなく決められそうですね。
ご検討の一助になればうれしいです。