ジョイントマットやコルクマットを敷くとき、赤ちゃんにとっては「厚手」のものか「薄型」かどちらがいいか迷われていませんか。
赤ちゃん目線で、厚手のメリットとデメリットとではどちらが大きいのか、整理してご紹介していきたいと思います。
厚手のメリデメは赤ちゃんにとって
赤ちゃんに限らない場合つまり一般的のメリット・デメリットを書き出しました。
また、赤ちゃん目線で判定した時にそれぞれの重要度も表の右側に追加しました。
厚手のデメリット
厚手 | 薄型 | 赤ちゃん にとって重要 |
|
---|---|---|---|
段差 | 大きい | 小さい | 直接的に重要 |
必然的 に大判 |
大判のみ | 大判も可 | 間接的に重要 |
カット | 不安 | 気軽 | 重要でない |
保管 パーツ の体積 |
かさばる | コンパクト | 重要でない |
価格 | 割高 | 割安 | 重要でない |
厚手のメリット
厚手 | 薄型 | 赤ちゃん にとって重要 |
|
---|---|---|---|
耐衝撃性 | 薄型の2倍 | 厚手の半分 | 直接的に重要 |
防音性 | 薄型の2倍 | 厚手の半分 | 間接的に重要 |
熱伝導性 | 薄型より良い | 厚手より悪い | 直接的に重要 |
つなぎ目 のごみ |
たまりにくい | たまりやすい | 重要でない |
参考>厚手のジョイントマットのメリデメ5つのデメリットと4つのメリット
赤ちゃん目線で見たときの厚手のジョイントマット
赤ちゃんからみたデメリット
赤ちゃんからみたデメリットは「段差」だけのようです。
マットの厚さがそのまま床との段差になりますので、特につかまり立ち時期や歩き始めたばかりのときには、つまづきやすくなります。
これは明らかに赤ちゃんからみた厚手のデメリットです。
つかまり立ちや歩いているときに目を離すことは無いと思いますが、事前に、段差を避けるように誘導してあげてください。
まだ、段差は登るときでだけでなく、降りるときも危険ですので、同様に段差に近づかないよう誘導してあげてください。
「気を付ける」以外の工夫としては、2つあります。
1.赤ちゃんの行動範囲ギリギリではなく、少しだけでも広めに敷いてあげてください。
2.床の色と別のトーンのものを選んで挙げてください。
例えば、もし床が濃いこげ茶のような色でしたら、敢えてトーンを外して、白い木目調にするのも1つの手です。
赤ちゃんからみたメリット
逆に赤ちゃん目線で見たメリットは、「重要なもの」が多い事が分かります。
ジョイントマットの主な強みのうち、「耐衝撃性」「滑り難い」「床の冷たさを和らげる」性能は、まさに赤ちゃんのためにあると言っても過言ではありません。
その中で、「滑る度合い」についてはジョイントマットの厚さによって何も違いは出ませんが、他の「耐衝撃性」「保温性」という観点では厚さが大きく左右します。
赤ちゃんは、体幹が不安定なため、よく転びます。 座っていて転びますし、立っていても転びます。
そして、転んだ時に頭を先に打ちますし、体をぶつけた時に骨折をしかねません。
赤ちゃんは、色々なことにチャレンジしながら成長します。
危ないからといって、いつも手を差し伸べてばかりいるわけにはいきません。
赤ちゃんは、部屋の中でも温度の低いところで活動しています。
もし床から体温を奪われると大人が気づかないうちに、身体を冷やしてしまうことになりかねません。
ジョイントマットやコルクマットの「耐衝撃性」や「床の冷たさを和らげる性能」は、厚手の方が断然心強いです。
一方、防音性については、「間接的に重要」としています。
というのも、
たとえ、階下の隣人に音が響くという迷惑がかかったとしても、赤ちゃん自身には「直接的」な影響はありませんが、音が響くことを気にして、「あれはダメ、これはダメ」と周りの大人が気が気でない状態でいたならば、赤ちゃんに「間接的」な影響を及ぼしかねないからです。
参考>ジョイントマットの防音効果を高める小さな子供のいる生活の工夫3つ
まとめ
赤ちゃんのいる生活では赤ちゃんを何より優先にされる方が多いと思いますので、赤ちゃん目線で「厚手」のものを選択し、「厚手」のデメリットを他の方法でクリアされることをオススメします。
段差というデメリットに対しては、
フローリングの床とは色や明るさのトーンが大きく違った色や柄のものを選び、広めに敷く
という工夫を是非してみてください。