ジョイント式のマットの中でコルクマットが選ばれる理由

ジョイントマットの選び方
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コルクマットをお考えでしょうか。

ジョイント式のマットの中では「コルクマット」は比較的人気があります。

 

ニトリや赤ちゃん本舗でも、また、当サイトでおすすめしている「やさしいシリーズ」でも、コルクではない普通のジョイントマットとコルクマットが両方取り扱われています。

 

やはりコルクマットは一定の人気があるのですが、コルクマットを選ぶ人は何を重視して決められるのでしょうか…

「表面の素材」だけではなく、「マットを敷くに至った目的」、「お手入れのしやすさ」もあわせて比較・整理してご紹介していきたいと思います。

 

ジョイント式マットの使われ方・目的

ジョイント式マットは、EVA素材そのままの「ジョイントマット」もあり、目的や特徴はほぼ同じです。

ともに、赤ちゃんや小さい子供、ペットがいる家庭や、リビングの主にフローリングなどの硬い素材の床に一部(または一面)に敷かれます。

時には、キッチンや脱衣所、洗面所、トレーニングルームなど大人が活用することもあります。

参考>ジョイントマットの役割・コルクマットの役割

 

メインの目的

・床に転んだりぶつかたりしたときの衝撃や冬場の底冷えから身を守ること

・滑って転んだり力が入らないのを防ぐこと

・床に響く音で階下の隣人に迷惑を掛けないこと

 

サブの目的

・ベースの床を汚したり痛めたりしないよう保護すること

・汚れにくさや拭いたり洗ったりが簡単で清潔さを保ちやすいこと

・人に無害な安全安心素材であること

参考>賃貸の床にジョイントマットを敷く目的って

参考>使用方法別お手入れ(吸う・拭く・洗う・干す)掃除のやり方

参考>EVA素材って何?ジョイントマットやコルクマットは本当に安全・安心なの?

参考>赤ちゃんが使うジョイントマットはノンホルムアルデヒドのものをおすすめします

 

比較

「1.マットを敷くに至った目的」「2.お手入れのしやすさ」「3.表面の素材」という観点でフローリングとの比較を、まとめます。

1.マットを敷くに至った目的

使用する場所や、誰が使うかによってはその求める度合いは異なってくるとは思いますが、ジョイントマットやコルクマットが、「床の硬さからの衝撃」や「階下に響く音」や冬「場の床からのヒヤッと感」を和らげてくれます。

その度合いは、「厚さ」に比例します。

フロー
リング
のまま
ジョイント
マット
コルク
マット
厚さ(普通) 0mm 10mm 8mm
厚さ(厚手) 0mm 20mm 12mm

比較すると、ジョイントマットの方が厚手のものを選べます。

 

2.お手入れのしやすさ

清潔キープはメンテナンスのしやすさが影響します。

「ジョイントマット」も「コルクマット」ともに撥水性が高いため、日々の狭い範囲での「こぼし汚れ」は、簡単に拭き取ることができます。

フロー
リング
のまま
ジョイント
マット
コルク
マット
狭い範囲の
拭き取り
掃除機
をかける
フロー
リング
モップ
×摩擦が
大きい
お風呂で
丸洗い
× △反りに
注意
部分的に
取り換え
×

コルクマットと比較すると、ジョイントマットの方が清潔に保ちやすいようです。

 

3.表面の素材

表面の素材は自然素材かどうかで大きく変わってきます。

フロー
リング
のまま
ジョイント
マット
コルク
マット
見た目の
オシャレ
×
肌ざわり ×
滑り防止 ×
カラー
バリエー
ション
× ×

見た目のオシャレ感と肌ざわり、滑り防止は、ジョイントマットよりも、コルクマットがまさっています。

但し、ジョイントマットはカラーバリエーションが豊富なことがあります。

お部屋の雰囲気やインテリアテイストのお好みによっては、見た目のオシャレでジョイントマットがまさることがあります。 たとえば、コルクマットと、木目調のジョイントマットがよく比較されます。

参考>やさしいジョイントマットで人気のホワイトウッド(白い木目調)と対抗馬

 

まとめ

「マットを敷くに至った目的」「お手入れのしやすさ」の観点では、「コルクマット」よりも「ジョイントマット」の方がまさっていそうですね。

それでも現実には、コルクマットを選ぶ方は多いです。 使い方や使う場所によっては「見た目の印象」と「肌ざわり」が優先されていいと思います。

またペットのいる生活では、滑り防止が一番の導入目的のため、コルクマットを選ばれることがあります。

因みに、赤ちゃんのいる生活では、やっぱりマットを敷く目的から考えてできるだけ厚手のものを。

つまり、コルクマットよりもジョイントマットの極厚をおすすめします。

参考>ジョイントマットは赤ちゃんにとっては厚手がおすすめ

ジョイントマットのデメリットである「見た目の印象」については、木目調を選ぶ方法があります。

または、全く別の観点で、例えば、丸洗いできる薄手の綿ラグを併用すると、見た目の印象にとっても、赤ちゃんの快適さにとっても、きっと強い味方になってくれるはずです。

参考>赤ちゃんにはジョイントマットかラグのどちらがいいか

先に触れたいくつかの比較表は、どちらにするか選択されるときの判断材料の1つとなればうれしいです。