ジョイントマットを赤ちゃんが使うならホルムアルデヒドをチェック

赤ちゃんや小さい子供のいる生活
スポンサーリンク

赤ちゃんが使うジョイントマットはノンホルムアルデヒドのものを選ぶべきかお悩みではないですか。

 

たしかに、赤ちゃんは何でも口に入れます。 食べても大丈夫なのか?

そして、赤ちゃんの体は床の近くあります。 有害物質が空気中に排出されたら影響が大きいのでは?

安全が第一ですので、とても気になりますよね。

 

今回は、シックハウスの要因の一つでもあるホルムアルデヒドについて、

  1. 実は身近な物質であるということ
  2. 人体への影響
  3. ジョイントマットを選ぶ基準

をご紹介していきたいと思います。

 

ホルムアルデヒドとは?

ホルムアルデヒドは、約40%の水溶液(水に溶かしたもの)をホルマリンと呼びますので、ホルマリンと同じ成分です。

ホルマリンといえば、死体を保存する液体を思い起こされるかもしれません。

そうなんです。一番の特徴は防腐です。

腐るのを防止する役割を果たします。

 

人間にも死亡後から火葬までの間に用いられることがあるようです。

 

ホルムアルデヒドが用いられる用途

主に、防腐剤、塗料、接着剤に用いられます。

そのうち、塗料や接着剤は身近にありますよね。

 

ひとくちに「接着剤」といっても系統がたくさんあります。

例えば、壁紙に使われるものだけでも、ウレタン系、アクリル系、酢酸ビニル系、合成ゴム系、エポキシ系といった樹脂のものや、でんぷん系といった自然素材のものもあります。

そのうち、でんぷん系は腐るので、その腐敗防止のためにホルムアルデヒドが使われているわけです。

 

また、一般的に建材として使われる「合板」や「木質ボード」を固めるときには、メラミン樹脂、フェノール樹脂、ユリア樹脂といったものが使われます。 そして、これらの樹脂の原材料の一部にホルムアルデヒドは使われます。

樹脂が生成されるときに使った原材料それぞれが全て化学変化しきってくれれば問題は無いのですが、現実には100%は化学変化が起こり切りません。

そのために、ホルムアルデヒドの残骸ができることがあります。

世の中でこの問題が取りざたされるのは、たとえば家の建材として、壁紙や木質ボードが用いられた時です。

それらに含まれたホルムアルデヒドが徐々に空気中に放出され続けることが原因で、シックハウスなど人体への影響がでてしまうためです。

 

人体への影響

建材からのホルムアルデヒドの放出量によって、人体への影響は変わってきます。

放出量が増えるにしたがって、以下のように症状が変化していきます。

  1. 臭いを感じる
  2. 目粘膜刺激
  3. 気管への刺激
  4. 目への刺激
  5. 呼吸障害、鼻腔への影響
  6. 鼻やのどに刺激
  7. 催涙が起こる
  8. 正常な呼吸が困難となる
  9. 肺炎を起こして死亡することもある

これらは時間を追って症状が悪化するという意味ではなく、時間あたりの放出量が濃いほど症状が悪くなるという意味です。

 

人体への影響はあってはならないので、日本の国土交通省にて、使用素材(放出量別)と使用条件について規制(建築基準法施行令第20条の7)がされています。

 

検査を徹底しているメーカーもある

ジョイントマットやコルクマットは「建材」ではありません。

一方で、ジョイントマットやコルクマットは「赤ちゃん専用」でもありません。

そのため、明確な規制があるわけではありません。

 

ただ、各メーカーでは製品に責任を持つために自主的に検査をしている事があります。

そして中には安全安心を強化、徹底していて、測定検査結果が「ホルムアルデヒド不検出」のものしか取り扱わないメーカーもあります。

赤ちゃんのいる生活にジョイントマットをお考えの場合には特に、その点にもどうぞ目を向けてください。

 

※特に冬は床暖房の上でジョイントマットを使うことをお考えの場合は、有害物質が溶け出さないか心配になるかと思います。

「ホルムアルデヒド不検出」でかつ「床暖房対応」のものでしたら、耐熱的にも床暖房の上で使えて、かつ、ホルムアルデヒドの影響も受けませんので、この2つがそろっていると安心ですね。

参考>床暖房とジョイントマットの併用は大丈夫?それぞれの効果と対策とは

 

まとめ

もし赤ちゃんのためにジョイントマットやコルクマットを選ぶ場合には特に、

自主的に検査をしていて、測定検査結果が「ホルムアルデヒド不検出」のものしか取り扱わないメーカーのものをおすすめします。

赤ちゃんが使うジョイントマットは「やさしいジョイントマット」「やさしいコルクマット」をおすすめします。

つなぎめの少ない『やさしいジョイントマット』おすすめ2タイプ

ジョイントマットを良い状態で長く使うためには、「EVA素材」「大判」「極厚」のジョイントマットを選ばれることをおすすめします。

長い目で見るとその方が経済的にもお得ですよ。

おすすめ1.つなぎ目の少ない『大判ラージサイズ』

【60×60㎝×厚さ10㎜】≪楽天≫

柔軟性と弾力性に優れた丈夫なEVA素材を使用しているため、伸びたり縮んだりに強く長持ち。

ズレに強く、すき間にホコリがたまりにくいので衛生的です。

また、品質にこだわり『床暖房対応』かつ『ホルムアルデヒド不検出』ですので、赤ちゃんと暮らすご家庭におすすめです。

色柄展開は、①ナチュラル全4柄、②無地カラー(単色)全9色、③無地カラー(2色)全5組。

▲つなぎ目の少ない『大判ラージサイズジョイントマット』を楽天で見てみる

 

おすすめ2.つなぎ目のホールド感の強い『極厚(かつ大判)サイズ』

【60×60㎝×厚さ20㎜(コルクマットは45×45㎝×厚さ11㎜)】≪楽天≫

素材や品質は大判ラージと同様、たとえ床暖房を使用しても、ズレに強く長持ち、有毒成分は検出されません

また、柔らかくて底冷えしないのも極厚タイプの良さ。そして、生活音による近隣とのトラブルも極厚だと安心感が増しますよ。

色柄展開は、①ナチュラル全4柄、②無地カラー(単色)全6色、③コルクマット。

▲つなぎ目のホールド感の強い『極厚(かつ大判)サイズジョイントマット』を楽天で見てみる