赤ちゃんにジョイントマット・コルクマットは必要?(代用品と比較)

赤ちゃんや小さい子供のいる生活
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部屋の床は硬いフローリング。 生まれてくる赤ちゃんの安全を守る方法の一つとして、ジョイントマットやコルクマットを検討されている場合、まず気になるのは…

「本当に必要なのか?」

「他で代用はできないか」

ではないでしょうか。

 

赤ちゃん用のルームマットは永続的に使うものではないし、また、部屋の雰囲気を変えたくない。 代わりに「置き畳」や「ラグカーペット」という代用品もあるしこれらなら赤ちゃんが大きくなった後でも引き続き使える…

そういった気持ちが出てきてもおかしくないですよね。

 

結論からいうと、ジョイントマットが必ず必要ということは無いと思います。

現実には、特にお金を掛けずにフローリングそのままで対応する方もいらっしゃいますし、代わりに「置き畳」や「ラグカーペット」などで対応する方もいらっしゃいます。

 

ジョイントマットやコルクマットを買う前に、「赤ちゃんにとって何が大切か」という視点で「フローリングのまま」や「代わりに敷くもの」とを比較しておきたいと思います。

1.他の案との強み・弱み比較全体像

▼「何も使わないパターン」や「マット以外を使うパターン」との簡単比較表

フロー
リング
のまま
置き畳 ラグ
カーペ
ット
ジョイ
ント
マット
赤ちゃ
んに
とって
重要
耐衝
撃性
×
滑ら
ない
×
冬の冷
たさ回避
×
夏も
快適
清潔
キープ
×
肌ざ
わり
×
階下へ
の防音
×
床を
保護
サイズ
変更
× ×
追加
コスト
ピン
キリ
ピン
キリ
×
カラ
×
見た
× ×

※比較項目は、赤ちゃんにとって重要度の高い順にしています。

 

2.ジョイントマット・コルクマットの主な5つの特長

①耐衝撃性、冬の冷たさ回避

耐衝撃性の面でも、冬の冷たさ回避の面でも、熱伝導率が低いジョイントマットやコルクマットがやはり優秀です。

赤ちゃんが転んで硬い床に体を打ったり頭をぶつけては大変です。

また冬には床が冷たくなっていることがあります。 床に体をピッタリくっつけている赤ちゃんに冷たさが伝わり続けるのも防ぎたいです。

そんなとき、ジョイントマットやコルクマットの「クッション性能」や「体温を床に伝えない性能」の高さはとても頼りになります。

またマットが厚ければ厚いほどその効果が高いです。

 

②清潔さキープしやすい

ジョイントマットもコルクマットも撥水性に優れているので拭きとりや丸洗いによって清潔さがキープしやすいです。

 

赤ちゃんはどうしても食べこぼしや飲みこぼしをします。 特に乳児まではしつけで何とかなるものではありません。

赤ちゃんとの生活が始まると現実には、床の保護などと言っていられません。

というのも、こぼすと、ゴミになるだけでなく、腐敗したり、ダニやカビの繁殖原因になるリスクが高まります。 赤ちゃんの顔は床に近いところにあります。また興味を示したものを口に入れる性質があるからです。

 

常に清潔さをキープするためには、忙しいママにとっては特に「掃除がしやすいこと」がマストです。

ジョイントマットやコルクマットなど耐水性の高いマットでしたら、汚れたら簡単に拭き取れますし、ベットリした汚れが付いたときには、その部分だけ取り外してお風呂場でざっと洗うこともできますよ。

 

③階下への防音、床の保護に有効

・集合住宅ですと階下の隣人へ音で迷惑を掛けないか気になります。賃貸の部屋ですと床を傷つけないか気になります。

・赤ちゃんや小さい子供がいるのである程度は仕方ありませんが、社会とのかかわりの中で快適に暮らすためには、やはり配慮が必要です。

・一方で、赤ちゃんや小さい子供に「あれはダメ」「これはダメ」と言いすぎると、子供の自発的な挑戦や成長に悪影響が出ないかも心配です。

 

大掛かりな工事までは出来ないまでも、親ができることとして、床へのクッションマット対策を打つ事は赤ちゃんや小さな子供にとっても重要なことかもしれません。

 

④肌ざわりが残念

肌ざわりの悪さは、特にジョイントマットの欠点になります。

 

ジョイントマットの弱点といえば「肌ざわり」。

赤ちゃんにとっては決して快適とは言えないでしょう。

 

肌ざわりの点を解決するおすすめとしては、

「ジョイントマットの上に薄手の柔らかラグ」です。

丸洗いできる薄手の綿ラグをクッションマットと併用するのはいかがでしょうか。

安いものでもいいので2枚以上準備すると、洗濯中も絶えず、赤ちゃんのそばに置けると思います。

 

キルトマットなどもおしゃれですし、また、赤ちゃんの成長に合わせて洗える綿ラグの大きさを変えるのも1つの方法かもしれません。

 

また、マットの表面にコルク素材を用いた「コルクマット」は、EVA素材むき出しのものに比べると、肌ざわりの良いために選ばれることが多いです。

 

⑤見た目のおしゃれさには限界がある

ジョイントマット最大の弱点は見た目です。

リビングやダイニングなど目に触れる場所にある程度の面積に敷きますので、どうしてもインテリア性をくずしてしまいます。

 

コルクマットであれば、自然素材なので問題ないという方もいらっしゃいます。

 

すこしでもおしゃれに敷くための方法を5つの観点でまとめたものがありますので、もしよろしければ参考になさってください。

 

まとめ

「フローリング」「置き畳」「ラグカーペット」と、赤ちゃん目線で比較すると、ジョイントマットやコルクマットのメリットが強いことが分かりました。

赤ちゃんにとってジョイントマット(またはコルクマット)の必要性は高く、代用品を見つけるのが難しいと言えそうです。

 

とはいえ、赤ちゃんと暮らす環境も人によって様々。

もし、ジョイントマットの実用性に疑問が残っている場合には、最初から赤ちゃんのいる場所すべて(全面)に敷く必要はないでしょう。

まずは赤ちゃんが主に活動するスペースに限って敷いてみて、成長に合わせて範囲を広げるかどうか、都度、買い足しの判断をしていかれることをおすすめします。