ジョイントマットやコルクマットの役割

ジョイントマットの選び方
スポンサーリンク

ジョイントマットの役割(目的・位置付け)について整理したいと思います。

既にご検討されている方にとって、ジョイントマットに求める事、そのおさらいになればと思います。

フローリング主流となった日本の家

日本の住環境は変化してきました。大きな変化の一つに「床」が挙げられると思います。

かつては畳の和室だけだったものが戦後復興期徐々に洋室が増えました。

洋室はカーペットが敷かれていました。

ライフスタイルが変化する中、畳の上からカーペットを敷かれることもありました。

平成に入りフローリングが急増しました。

今では、和室を一部残して他はすべてフローリングという家が主流ではないでしょうか。

 

フローリングの家にお住まいの皆さんは、なぜフローリングの家に住まれているのですか?

積極的に選ばれた方でなくても、畳やカーペットと比べて次のようなメリットをお感じではないでしょうか。

 

【フローリングのメリット】

1.清潔を保ちやすい。

ダニ、カビ、ホコリ、を掃除機で吸い取りやすいし、拭き掃除もしやすいです。水分が染み込まないため、水分を含む汚れも拭きとれますので、子供やペットがこぼしても安心です。

観葉植物や水槽なども安心して置けます。

2.フラットで固い。

テーブルやイス、ソファが安定しますし、家具の足による凹みや傷が比較的気になりません。

3.長持ち

上記のように、汚れにくく壊れにくい事から、張り替えまでの寿命が長いです。

 

※ このように現代の私たちの暮らし方にはベースとしてはフローリングがどうやら合っているようです。

フローリングには限定的にはデメリットがある

ただ、長く暮らす中では一緒に暮らす家族構成、ペット、年齢、生活スタイルが変化していきます。 その時々でフローリングのデメリットが気になることが出てきます。 そのフローリングのデメリットを部分的に減らしてくれるのがジョイントマットの役割です。

【フローリングのデメリット】

デメリットを起こすフローリングの4大特徴は、硬い、滑る、響く、冷たい

例えば、赤ちゃんがいるご家庭では、4つともが気になると思います。 具体的には

 

「転んだ時に硬い床で頭や体を打ってケガをしないか」

「つかまり立ちの途中で足が滑ってつかまっていた家具で頭や顔をぶつけないか」

「よく物を落とすので響いて階下にお住まいの隣人にご迷惑を掛けないか」

「大人が気付かないうちに床の冷たさに不快になっていないか」

 

ジョイントマットの役割

クッション性があり滑りにくい素材のジョイントマットは、これらを緩和してくれます。

必要な場所は限定的、必要な時期は一時的なわけですので、ジョイントマットを導入する目的を明確に持って、あくまで気軽に使えるもの、値段が高すぎないものを選びたいところです。

 

但し、まず第一に「安心素材」のもの、次に「清潔を保てるもの」が重要な基準になるかと思います。

参考>赤ちゃんが使うジョイントマットはノンホルムアルデヒドのものをおすすめします

参考>EVA素材って何?ジョイントマットやコルクマットは本当に安全・安心なの?

 

他には、買ってからの「こんなはずじゃなかった」が、できるだけ無くなるように、仮に今のお部屋に敷いたところを具体的にイメージし、例えば、

・ドアや扉の開閉を妨げないこと

・暖房器具の場所や、人の動線、段差の有無を踏まえていること

・インテリアとしての見た目をできるだけ損なわないこと

を考慮して、素材や色柄、厚さ、ピースの大きさ、を選びましょう。

よろしければ、ジョイントマットの比較をご参考ください。